カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS

店前イメージ670  

「まいった香!! 乳香の天○堂ここにあり」 2011.10月号

くるめすたいる 2011.10月号

日本アロマセラピー学会認定医 千葉栄一先生の論文より


都内デパートの香り関連フェアの案内状が、九州の香料会社(天年堂)から毎年初夏に届きます。

 私が購入するのはお香や精油ではなくオマーン王国の乳香の塊です。

 乳香には口に入れてガムのように噛む目的の乳香と、香りを楽しむ乳香とが別々にあります。乳香は、古くから医療用としても用いられてきました。わが国では、江戸中期に「乳香散」という歯磨粉がありました。歯科医学の分野では、虫歯の穴の詰め物として用いられてきた貴重な薬剤です。

 欧州では、紀元前から輸入しており、当時の上流階級の家庭では、子供が生まれると病気予防のために、黄金より高価な乳香を火鉢で焚いていました。

 乳香には、α―ピネン、β―ピネン、リモネンといった、モノテルペン炭化水素類が多く含まれています。ピネン、リモネンはいわゆる森林浴効果の主役であり、抗菌作用、抗ウィルス作用、抗アレルギー作用を有しています。

 中国の本草書やわが国最古の医学書「医心方」にまで乳香の処方を書いてあるのを見ると、シルクロードによって、アラビアの乳香が、インド、中国を渡り日本にまで来ていたことが分かります。



くるめすたいる本文中の

「超有名百貨店」とは、高島屋日本橋本店のことである。

化粧品のS堂とは、資生堂のことで研究所所長とは、中村祥二という方で、「国際香りと文化の会」会長でもあられる。


いままで、手にしていた乳香は、ゴムのような匂いで、日本人には難しいと思っていたが、オマーン産の乳香は、甘くていい香りがする。


世界で最も高価な「アムアージュ」という香水をご存知か?これを販売してくれとわが社に依頼があったが、現在ペンディング中である。


我々の乳香は、オマーン国の皇太子の所有のお庭から取れたものである。


ヤフーで「乳香 御香」を検索すれば、最初に弊社ホームページが出てくるという快挙である。(何の操作もしていない)


この香り、キリスト圏の人たちに人気がある。

これを、ドイツのアンビエンテという見本市で確認してきた。

外国の方からの注文も、乳香の御香が多い。


この頃日本人の間でも、人気が上がりつつある。


商品にオマーン大使からのメッセージ入りのもある。

興味がある方は、ご注文を!!!

オマーン産御香はこちら↓
http://tennendo.tj.shopserve.jp/SHOP/N-10.html

その他商品はこちら↓

http://tennendo.tj.shopserve.jp/SHOP/list.cgi



秋は、「薫物方香揃い(練り香作り」がお薦め 2011.11月号

 くるめすたいる2011.11号

小学1年の頃、科学の本を読むのが好きだった。といっても、子供向けの漫画であるが。

その中で一つだけ覚えているのが、ブーへり虫(カメムシ)の屁のような悪臭は、フランスでは香水の香りに使っているということ。

 「へー?」ってことだが、これは世の中に役に立たない物はないということの証かもしれない。砂遊びの砂を無菌にする。どう考えてもおかしい。子供がハイハイをして立ち上がる。物には順番があるはずだ。ハイハイにはものすごく意味があるのだろう。立ち上がるための準備期間であり、その中には、菌を舐め舐め丈夫な体を作るということもあるのだろう。

 そのように悪臭も利用価値があり、お役に立っている。香水のようないい匂いの元には悪臭も必要だということ。

 無臭にする事が喜ばれる世の中になった事は大変嘆かわしいことかもしれない。それはいじめを徹底的に排除することが絶対いい事であるかのようになった。果たしてそうか。あまりにも酷いいじめは、排除しても、ある程度のいじめがあり耐えていくのを覚えることが、成人して努力する人間になるし、自殺防止にもなる。

 無臭だらけになると、本当のいいものを忘れがちになる。人間にはいろいろな人がいることを知って、全員が世の中の役立つことを見出していくことが、我々の役目であり、本物を知ることにもなる。

「薫物方香揃い」はこちら

本当でいいものは何かを知るために、この「薫物方香揃い」をお薦めする。

この「薫物方香揃い」とは、我国の香りの歴史上、現在まで用いられてきた代表的な香木や香料を集めたもの。香木や香料は全て微粉にして練り香やお線香状のものを作りやすく仕上げている。また、平安時代の御公家様の貴重な練り香のレシピ(調合票)をお付けし、千年前の香りを楽しむこともできる。

 またご自分で工夫し、新しい香りを創造するのもまた楽し。

 この調合票は、もちろん各名家の秘伝として代々伝承される以外、門外不出のものだったが、鳥羽院の蔵人、藤原範兼が勅命を受け著したもので「薫集類抄」という。

この「薫集類抄」を知ることで、源氏物語の世界をご自分で創香されたし。

「追風用意ふたたび」  2011.9月号

「袖触れ合うも多少の縁」の多少は誤字である。

多少であれば、

「袖が触れ合っただけでも、多かれ少なかれ縁である。出会いは全て貴重で大事にしなければならない」と言う意味に捉えられる。

正解は「多生」であり、「多生」とは、仏教用語で、人は「転生輪廻」を何度も繰り返し、ちょっと、袖が触れ合うだけでも、それは、過去の世での縁であり、「偶然」ではなく「必然」であるという事。

誤字の中に、「他生」もあり、「他生の縁」は「多生の縁」と同じとも書いてあるのを見かけるが、意味は全く違う。

他生」とは、「今生」に対し、「前世」と「来世」を示す。「前世」だけを捉えれば。多生の場合とよく似た意味にも理解できるが、この場合「多生」が正解だろう。

古今集「色よりも香こそあはれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」という和歌の解釈を考えてみると、梅の顔である色よりも、香りの方が・・・と捉えていいのではなかろうか。

誰が袖とは・・平安の頃匂い袋を懐中に偲ばせていた。その匂い袋のことを誰が袖と呼び、移り香を楽しんだ。その前は、女性は梅の花を摘んで衣のたもとにしのばせ、薫りをしみこませた。男性は橘の花でそうした。

そのようにさりげなくってことが、日本人の心の細やかさであり、徒然草の「追風用意」に繋がる。

本文にあるように、この頃のお姉さん達から、この「追風用意」で声をかけられるのは、「色(見かけ)よりも香こそあはれ・・」ってことに気が付く諸兄が増えられることを期待する。だからお香屋に急げ!!っていう文になったということ。

多情な若者の縁作りの天年堂です。よろしく!!

「聖徳太子も愛読された、香積仏品…とは」 2011.8月号

くるめすたいる8月号

途中天年堂ブログにての部分です。↓

維摩は「さあ、香積如来から頂いた甘露味の香飯だ。如来の大悲の香りがしているぞ」と言った。これを聞いてある者は、「この家には、大勢いるので、これだけの飯で足りる物か」と思った。それに気付いた化菩薩が「四海の水が涸れることがあっても、この香飯が尽きることは無い。世界中の人がむしゃぶりついても食いきれず、余りを握り飯にしたら、巨大な山塊となるだろう。無尽の智慧と解脱を具えた如来の食べ物は、例えそれが残り物であっても、尽きることは無いのだ」その言葉どおり、鉢の香飯は、その場の者達が飽き るほど食べても、一向に減らず、(心身が安楽になり、全身から芳香を発するようになった。)

これでコラム完成です。


コラムの続き・・・


「悟りに、言葉は要らぬ。如来の大慈悲は、すでに芳香に体現されている。」と、「香積仏品」は、説く。


この話、かなり深いですね。この香飯は智慧と言っているのか、大慈悲と考えるのか、悟りのことか?深い話は、不解で不快。

しかし、香りは、物は言わずに、心を伝えるもの。


香りで表現豊かなものを作りたいものです。そして我々の香りで、何かを感じ悟りに近づけば・・・・

[栴檀は双葉より芳し」  2011.7月号

くるめすたいる20011.7

※「青は藍より出でて、藍より青し。氷は水これを為して水よりも寒し」荀子

弟子が師よりも優ること


※「栴檀は双葉より芳し」この言葉の栴檀は白檀のこと。しかし日本の「栴檀の木」とは全く違う物である。


香木で有名なのは、「伽羅」「沈香」「白檀」である。(「伽羅」は沈香の中で最も高級のもの)

「白檀」は、木そのものが香りを放つ。しかし「沈香」は焚いたり、熱を与えないと香りはしない。(伽羅は木そのもので香る場合が多い)


このようなことからも、あのような諺が出てきたのだろう。但し双葉の頃からいい香りがするのは、ちょっと怪しいかもしれない。


価格のことをおおざっぱに言うと、「伽羅」は金の2倍とも3倍とも言われてきた。「沈香」は、それよりもずーっと安い。「白檀」は更に更に安い。と言われていた。一般人は「白檀」と聞くと、えらい高い物と思っておられる、その感覚は「沈香」より上との勘違いも多いようだった。


しかし近年、インドマイソール産の高級白檀の値上がりが3倍も4倍も5倍にもなり、とうとう安い「沈香」より高くなってきた。


お線香メーカーは5年ほど前に、白檀入りの線香を仕方なく値上げをしている。そし今年になって2社程また値上げをされた。


実は、「伽羅」も「沈香」も値上げされてる。

それだけ、香木は貴重な物になっているということだ。


“さあさあ、万病に効く、白檀のお線香を、今のうちに買占めなさったら???如何か。”



「梅雨時は『追風用意』(匂い袋など)で気遣いを?」 2011.6月号

「寝殿より御堂の廊に通ふ女房の『追風用意』など、人目なき山里ともいはず、心遣ひしたり」徒然草より

―山中にある山荘の寝殿から、仏事が行われる御仏堂の廊下を行ったり来たりしている女房達が、着物にたきしめた香り風に漂わせているのは、人のいない山里にもかかわらず、細やかな心遣いであるー

『追風用意』とは、身だしなみの一つとして、人とすれ違い、通った後に、ほのかに香りが漂うように、お香を着物に焚き染めたり、帯に匂い袋を忍ばせておくことである。

 今の香水みたいにプンプンと香りで主張するのでなく、『追風』が来た時、またすれ違う時の風で、香りがほのかに語りかけるようしておく(『用意』)ことで、他人への心遣いが何とも風流な事である。

 ここでの主張は、自分オリジナルのお香を演出する事によってであろう。

香水も工夫すれば、そのようになる。

 現在の匂い袋は、携帯電話に付けたり、名刺入れに入れたり、車に置いたりいろいろと工夫をすれば、プチ風流が楽しめるではないか。

 昔のことだが、あるお座敷で青年会議所の大先輩が「稲生君来てんね」と芸者のところに呼ばれた。

 芸者さんの、着物の胸のところに手を突っ込んで、「ほら、伽羅の香りがするやろ」と私の鼻を押し付けた。

 確かにお香のいい匂いであった。それも白粉の匂いと、大人の女性の匂いでなんともいえないいい香りになっていたことを思い出す。香水は、強い香りでごまかすのが特徴で、お香はわきが等の生きた人間の匂いをベースに、加えていい香りにする、自然との共生の知恵である。

 我が家の女房は、まだ2歳の幼児の匂いがして、今しか楽しめない妙香だ。毎晩「香水」の香りと、妻や3姉妹の匂いとの戦いが始まる。

「あの子に(香)に御用心♪♪御用心♪♪」 2011.5月号

ここで紹介しています、「ナイアガラサウンド」大瀧鋭一の曲を総称して使う言葉ですが、「大瀧」を「ナイアガラ」に仕立てたんでしょう。山下達郎・吉田美奈子・ラッツアンドスター・佐野元春などがこれに入るでしょう。


12世紀の中国人は、白檀を「黄檀・白檀・紫檀」と分け、アラビア医薬の「薬物書」では、白と赤に分け、赤は薬剤、白は薬剤と香料、という風に分けている。

古代インドでは、白・黄・赤と分けているが、赤は別物で、後ほどサンタル(白檀)から外されている。

現在も、レッドサンダルウッドというものが存在するが、植物学的にはまったく違う物とされています。古代パレスチナでは寺院などの神聖な建物に使われたといいます。


オイルの件は、水に入れて上がったの下がったのということのクレームで、念のため日本一で世界でも有数な香料会社に尋ねたところ、弊社のが本物で、アロマをやっているという人のは、考えられないというお答えでした。


にわか仕込みの人が多くなってきて、学校で習い、自分で検証しないまま信じていくことが、このようなことになるのではと思います。


ビャクダンの件は微妙なことで、お国変れば・・ということや時代が変ればということもあるでしょう。ある時代「乳香」という香料の偽物が世界中に出回ったこともあるし、昔の日本でも書物でしか知らない「白檀」を間違った表現をしていた時代もあり、本物は何かは本当に難しいものです。


「伽羅」の話ですが、有名な化粧メーカーの創業者の一人でもあり、ある有名な化粧品も作られ、世界各地で香料の学会での発表をされたこともある、香りの博士の自宅に、ひょんなことでお邪魔することが出来ました。

その方が、ベトナムで「伽羅」を購入したと言ってありましたが、お香屋さんとしては。「伽羅」とは言えないものでした。


 香道の御宗家で天皇陛下のお従兄弟になられる方か直接頂いたお言葉に「この頃の伽羅は新伽羅まで伽羅といっている」と嘆いてありました。


 香料で世界最高の物である、「伽羅」を専門家も手にする事が大変になってきました。白檀も最高級といわれる、「老山」と称されます、「インド マイソール地方産」のものはインドから出荷が難しくなっています。


 お香屋さんにとって、一番大切な「伽羅」と「老山白檀」。この香りを知らない人たちが増えていく・・・・・と考えたら、本当ぞーっとします。

(もう専門店でも・・・偽物の伽羅が????)


さー、100円寿司屋のネタの本物はどれだ!!!



追伸:ナイアガラサウンド・・・60年代アメリカンポップス(特にフィルスペクター)の影響大というよりそのまま日本語にしているという感じは免れない。しかしあれだけ堂々とやって、大瀧独自のサウンドに仕上げたら、もう偽物とは言えないだろう。


「目の前さっくら」 2011.4月号

くるめすたいる4月

最初の「さくら」は、久留米に止まる新幹線で、312日に初めて久留米に到着しました。

レコード屋の「さくら」とは、大学時代にコンサートの券をタダにしてもうために、レコード屋さんと交渉し、コンサート会場のレコード販売の「さくら」をしたということです。「さくら」の行為は、本当に効果があることが分かりました。因みにそのコンサートは「佐野元」で「今度は、もっと大きな会場でやる事をみなさんに約束します」と佐野元節で言っていたのが印象的でした。

私の出身校は、福岡教育大学附属久留米小学校といいますが、国立ということと、必ず2クラスという事で、「桜組」「菊組」といいます。今3年生(4月より)に娘がいますが、今もそういう呼び方です。しかし我々の時は、入学から2年までは、誕生日の早いほうが「桜」遅いほうが「菊」と決まっていたと聞きます。因みに私たちが6年の時に、教育実習生で、「武田鉄矢」が来ていました。その頃の話は「天年堂ブログ“店主日記”NO11」に載せています。

古事記に登場する、大山祇神の娘である「木花之聞耶姫(このはなのさくやひめ)」「さくら」の語源という説があります。「木花」、桜の花を意味していて、聞耶(さくや)“さくら”になったという説です。

 その後、八世紀に編纂された「日本書紀」に「さくら」という文字がはじめて使われています。その巻第十二「履中紀」に、天皇と皇后が船を浮かべて、宴をも催された時に陽暦12月というのに、「さくら」の花弁が酒盃に舞い落ちて、時ならぬ「さくら」を不思議に思われたという、エピソードが載っています。

 その事で、冬咲きの「さくら」が当時からあったことが、窺い知れます。


さてさて、本来の香りのことになりますと、「さくら」は香りが無いというイメージが出来上がっているのは、一般には、香りが薄い染井吉野が観賞用に普及しているからで、実際には、広辞苑で「匂桜」・・(の一品種。花は八重で白く、香気のあるもの)とあるように、品種には、香りが強い物も多いようです。


本文にある、香りの専門用語を説明すると、「クマリン」は化合物特有の香り・「スィート」は甘さを感じる香り・「フレッシュ」は新鮮さを感じる香り・「グリーン」は若葉から出るような香り・「パウダリィ」は粉白粉の香り「フルーティ」は果実を思わせる香りとなっています。因みに「クマリン」はあの「桜餅」の匂いに似ています。

「さくら」の花は、食用にしますが、江戸時代の初めの「花食い仙人」という人が好んで食べたのが始まりといわれています。


現在は、「桜湯」「桜漬」「桜酒」などがあり、パンや和菓子にも桜を使います。

葉や花弁をそのまま食べるには問題ありませんが、「クマリン」は有毒で溶血作用を有するジクマロールに変化するため、「桜酒」で、焼酎のようなアルコール水溶液で抽出したものは、高濃度含む恐れがあり、量多く飲用するのは避けたほうがよさそうです。


香水で、ゲラン社の「チェリーブロッサム」という名香は、の香りとは関係ないそうです。同じように、ニナリッチが「レベルドリッチ・チェリーファンタジー」という「さくらの花とさくらんぼ」をモチーフにして、「清楚な少女」イメージして創作されました。

そのように、東洋の美、「さくら」は世界中からも注目されています。




大地震がありその時の私の店主日記(ブログ)NO80「ガレキに花を咲かせましょう」というタイトルで載せています。

世界中の人々が、「花咲き爺」になり「地震の後のガレキ」に季節や時代も超えた「花」が心にも咲き乱れる事を、願っています。

われわれが出来ることは、何かを追及していき、本来の生活、生きるとはどんなことかを考えて行動に移していきたいと思います。


どうぞこの世に「佛国土・ユートピア・桃源郷」が出来ますように、お祈り申し上げます。



※参考図書「サクラとウメの花の香り」堀内哲嗣郎 フレグランスジャーナル社



「おっぺけぺー おいらは香りの音二郎」 2011. 3月号

くるめすたいる3月

「くるめすたいる23年3月号の解説」


詳しくはまず、天年堂の「店主日記」のNO8を呼んでください。(随分前の分ですから、出すのに手間がかかりますが)


香りと音が面白く関わっている様に、私達は、五感全てが其々の要素で関わっているはずです。嗅覚が無くなれば、味がしない。音楽を聴きながらお香を焚くと、リラックスが2倍になるでしょう。花を鑑賞すると同時に花の香りを感じて、喜びが2倍になる。そのように、香りを1つとっても、様々な感覚と関わっています。

逆に、感覚が無い場合、例えば、目が不自由な人は、嗅覚と聴覚が鋭くなって視覚の役目を肩代わりするのではないでしょうか。そして第六感が働くということも出てくるのでしょう。プロパンガスは匂いがして、漏れているかどうか分かる。しかしこれは人間様が考えて、あの匂いを付けたのです。人は匂いが一番原始的な感覚だということを知っていたのでしょう。生死に関わることは、匂いの感覚との関係が重要なことが多いと思います。   

もっと研究が進み、人の匂いが、キーの役目になったり、犯人を特定できたり、宇宙開発に役に立ったり、もっというと、世界平和に関わったりするときもあると思います。


とりあえず、音と香りの関わり、もっと研究が進むことでしょう。

恐らく、そのような商品も出てくると思いますよ。

※「おっぺけぺー節」は幕末から明治に掛けて活躍した、俳優である「川上音二郎」が流行らせた言い回しです。文章とは関係ありませんが、今回「音」をテーマにしたので思いつきで題にしました。因みに奥さんで俳優の「貞奴」は、渡米先やパリ博での演技で、「ゲイシャ」を海外に有名にした人でしょう。



「お香は邪気払い」 2011.2月号

くるめすたいる 2011.2

屠蘇(とそ)とは、一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む薬酒。

呑み方の順番は、若い者から呑むのが、正式である。これは、中国の習慣。

若い者が毒味をするという意味合いである。しかし日本では、明治に入り、家長から呑むことも行われるようになる。

屠蘇は、三国志で有名な曹操の軍医も勤めた名医“華侘”の処方で、「本草綱目」に記されている。最近は、トリカブト等の、作用の強い生薬は外されている。

江戸時代に、医者への薬代の返礼として、屠蘇散を配るようになる。今でも薬屋さんが配るのは、その名残だろう。

薬酒のお屠蘇は、西日本地方に限るという話もある。


節分とは、立春の前日で、元々季節の変わり目をいい、立夏、立秋、立冬の前日もそういった。

節分の日は、豆まきをして「鬼(邪気)」を払う。豆まきは、鬼の目“魔目(まめ)”に目掛けて豆を投げれば“魔滅(まめ)”すなわち魔滅する。

また、古来鬼は“陰(おに)”といわれ、姿の見えない災いなどを総合的に指す言葉だった。


お香のバイブルともいえる、お香の効用を一休禅師が纏めた「香十徳」というものがある。

この中にも、“お香は邪気を払う”というところが在る。

節分に臭い匂いで邪気を払うのではなく、いい香りで、鬼神の心をも和ませることになる。

節分で豆まきが終了すれば、お香を焚き、部屋の清浄化をお薦めする。

天年堂には、懐中できる「邪気払い」という匂い袋があるが(当社独特の工夫在り)、本当に、見えるものが見えなくなったという、お人もおられる。お試しあれ!

「気が高く、偲ぶ思いは宇多天皇にあり」  2011.1月号

1月香りコラム

明けましておめでとうございます。

九州では、初詣を三社詣りといって、三つの神社をお参りする事になっています。

特に、大宰府天満宮は人気で、参道の「梅が枝餅」を食べるのが、新年のお決まりの行事です。私達家族は、一番良い場所を駐車場にしています。これは秘密です。

※「菅原道真公」は、宇多天皇に抜擢され、藤原一族の牽制に利用された。道真公の功績は、遣唐使を廃止し、日本独自の政治や文化を確立するきっかけを作ったことだろうと推測する。その天神様が、当時、中国の文化の象徴である梅を愛し、遠い都を偲んでいた時には、都では、梅を切り、今日まで和様の象徴になる、桜を植えていた事は、皮肉なことである。

もともと詩歌に長けて抜擢された、道真公は、一年前の重陽の日は右大臣として華やかな宴に参加したにも拘らず、今は九州の田舎でひとり寂しく同じ日を迎え、昨年褒美に頂いた、衣に残る陛下の懐かしい香りを毎日楽しんでいると、漢詩にしたのが「重陽後一日」である。

九州福岡の大宰府天満宮は、学問好きだった道真公に因んで、学問の神様ということで、正月には、受験生が必ず初詣する所である。しかし、藤原家に恨みがあり、祟りの神様と言う事で、恋人が一緒に行くと、必ず別れるという迷信もある。

この地に来て必ず、お土産にするのは、梅が枝餅である。これは都を思い悲しんでいる道真に、近所の農家の人が梅の枝に餅をつけて差し上げたという逸話から商品化された由緒正しい餅である。しかし悲しいことに、「金八先生」で、「こんな田舎餅」ということで捨てられる場面があった。こんな事をすると天神様の祟りがあると言ってほしいものだ。

全国にある天神様だが、大阪堺には、なぜか天満宮に「石田梅岩」の石像が置いてある。

因みに石田梅岩とは、質素倹約という日本の商人道を作った人である。和の精神を作った人と考えると、道真公と同じ精神の持ち主だったのかもしれない。

※「歳寒三友」とは、松竹梅のことである。松竹は厳しい寒さの中でも、色を変えず、梅は寒い中でも花を咲かす。

そんな梅をこよなく愛したのは、自分の今の厳しい立場だが、そんな境遇でも花を咲かそうという思いなのかと、勝手に思うのだ。

残りの松竹は、正月の門松として飾られる。大体12月20日頃からだったが、今はクリスマスがあり、25日頃からに変わったという。

竹の先端を斜めに切ったのは、武田軍に負けた家康が、「次は切るぞ」という意味でやり始めたそうです。

追伸:小沢さんも、「祟って出るぞう」と菅原ならぬ、菅さんに言えばいいのに??

「地球の香りで癒される」  2010.12月号

12月号コラム (2)

このコラムの続きを書きます。

まずこのホームページの店主日記という私のブログの

バックナンバー“3地球は「草の香り」”をお読みください。

この話をもっと詳しく書いてあります。

しかし「2001年宇宙の旅」や

「はやぶさ」のことは書いていません。あしからず。

私が天年堂に入社したのは、25・6年前。

その頃、色はデジタル化出来ていましたが、香りは出来ないというのが、

香料界の常識でした。

 10年ほど前、高校で1時限だけ授業を受け持ったことがあります。

その時の題が、「運命は自分で作る」というような事だったと思います。

 その中で、貴方達の時代には必ず宇宙へ行けるので、そのようなことも考えて、自分の夢を作れと言いました。

 そして10年前は、もう香りのデジタル化が進んでいました。その事を知っていましたし、コンピューターから香りが流れてくるのを体験していました。

 だから「もうすぐ宇宙船に、地球と同じ香りを伝えることが出来るようになる」と高校生に伝えたわけです。

 私の友人に衛星を飛ばすその事業の責任者がいます。彼が子供の頃何を夢見ていたのか私は知りません。パッと閃く天才的な才能があったようです。

もう宇宙に飛び出す時代、自然の香りが地球を思い出せる役目になるかもしれませんね。

「2001年宇宙の旅」のテーマは進化と言うことかもしれませんが、私はダーウィンの進化論は信じません。しかし人類は必ず進歩しているはずです。

 進歩の過程が、「混沌」であれば、宇宙は混沌から始まったとする神話は

本当だろうと思います。

 事業仕分けが、日本の進歩の妨げにならないように願っています。

*因みに、今月号の「じぶんスタイル」のピアニストの戒重守さんは私の知人です。嫁さんとの出会いのキッカケを作ってくれた方でもあります。「久留米国際バッハコンクール」の方もよろしく!!天年堂も協賛しております。

「香りを聞く…杜甫」  2010.11月号

今月より、久留米地区の情報誌「くるめすたいる」のコラムを載せることとなりました。その経緯などは、このホームページにあります「店主日記」と言う毎週月曜日にアップしています私のブログに載せていますのでご興味のある方は、合わせてお読みください。

さて、「香茶店“香り不思議発見”」の始まり始まり!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「お楽しみはこれからだ」

香り不思議発見11月

{A品}とは弊社製造の「円空」のことである。

「円空」は高級な香木をふんだんに使って製造するため、

いい沈香が手に入らないと、製造しない。

そのため、5月頃から、販売中止になり、お客様には大変ご迷惑お掛けしたが、

9月末に漸く、販売を再開した。

この「円空」は海外でも人気ある商品で、

この間も、海外のブログを見たという海外の人からの注文があった。

人気が一人歩きしている。

ブログを書いてくれた人に、感謝感謝!!

ページトップへ